ゆるりゆるり

節約、育児、自分の持病と奮闘するママのブログです。

てんかんになるまで②〜病院選びと手術〜

てんかんになるまで〜その①〜からの続き物です。

 

 

  1. てんかんになるまで〜その①〜はこちら↓

    mm4200.hatenablog.com

 

 

 

手術を決めた病院は、関西でも有名なところで

 

「入院待ちの患者が多い、すぐに手術をしてくれない」

 

などの口コミがありましたが、私の場合はこちらの病院で手術したいですと伝えてから、次の週には検査入院、その2週間後には手術が決まりました。

 

私に出来ていた脳腫瘍は、悪性の可能性が非常に高く年齢も若いので早目に手術をしてくれたのだと思います。

 

手術前に主治医から

 

・病理検査をしないと分からないがほぼ悪性である事

・脳の中の方に出来ており神経に絡みついていたため麻痺が残る事

・悪性と確定された場合は、抗がん剤や放射線治療をする事

 

 

 

などの説明を受けました。

 

「手術はしなあかんねんやったら、しよ!」と覚悟はとっくに決めていましたが、やっぱりこの先どうなるんだろうとさすがの私も不安になりました。

 

 

っても話を聞いたその日だけなんですが。笑

 

 

 

そして手術当日。

手術は10時間ほどかかりました。と言っても、その内の2〜3時間は髪の毛を分ける?作業だったそうです。普通の開頭手術の場合、丸坊主にします。病棟でバリカンで刈られてる姿を見てたので、

 

「明日は我が身や〜」

 

と思っていたら、主治医の先生が突然病室にきて、

 

先生:「明日髪剃らないとあかんねんけど、嫌やんなぁ?」

 

もも:「まぁそりゃ嫌ですね〜」

 

先生:「うーん…」

 

考え込む先生。

なんやなんや?と思っていたら

 

 

先生:「じゃあ髪の毛は残して手術するわ!若いし、女の子やし、そりゃ嫌やもんな〜」

 

まじで?わーいわーい╰(*´︶`*)╯

先生が神様に見えた瞬間でした。結局放射線治療をして抜けてしまったのですが、残してくれた先生の気持ちが嬉しかったです。私の主治医だった先生は、めちゃめちゃフランクで何でも話しやすくて、手術に対して不安がすぐに吹っ飛んだのも先生の人柄もあったかもしれません。

手術室に入ったときも、

 

「僕も出来るだけ後遺症が残らないように頑張から〜!一緒に頑張ろうな〜!」

 

 と言ってくれました。すごく心強かったです。

 

 

やはり腫瘍は腕を動かす神経と感覚神経に絡みついてたようで、これからのことも考えると神経ごと腫瘍を切り取らず、手術で取れる所だけ取りきって、残した部分を化学療法と放射線治療でやっつけるということになりました。

 

 手術後一時的に右半身麻痺になったので、まずはリハビリ。ある程度落ち着いてから、次の治療に移る事になります。

 

 

 

 

 

→その③へ続きます。