頑張っても上手くいかない時、頑張らなくても上手くいく時。
先日美術館で書道の展覧会がありました。
と言っても、硬筆の作品展です。
中学生以下は鉛筆、高校生以上は万年筆なので、どれだけ綺麗に書けるかが求められます。
脳腫瘍の手術をしてから利き手だった右手に少し麻痺が残り、今はリハビリ&息抜きがてら通っていますが、文字をたくさん書く機会を作るため作品展に出品しました。
詳しい経緯はコチラ↓
その結果…
まさかの入賞!Σ(゚□゚*)
それも今までで1番良い結果が!!
右手がバリバリ使えていた時も入賞はしましたが、1番下のしょぼい賞だけ…
それに比べて今回は準大賞だそうです。
嬉しいのは嬉しいですが
麻痺が残った右手で書いたものが何故!?
というのが率直な感想です(^_^;)
娘の昼寝の時間を利用して書いたので、1日に何枚も書けませんし毎日書く時間もありませんでした。ましてや、麻痺のせいで人の3倍くらい書くのが遅いので、まともに書けたのは10数枚。
毎年、麻痺がある分人より頑張らないと!という気持ちで臨んでいましたが、今回は時間などの関係上半ば諦めモードで臨んでいました。
でも後々考えるとそれが良かったのかな?と思います。
肩の力が抜けてのびのび書けたのかもしれません。
今回の作品展も手抜きするつもりはありませんでしたが、時間に制約があり頑張りすぎなかった時にこの結果が出た事でハッキリしました。
頑張りすぎるのも良くないと。
右手がバリバリ使える時は、賞が取りたい!と思って毎日展(書道の作品展では超有名)などに出品していましたが、結果は出ませんでした。
麻痺が残ってからは、更に人より頑張る!ということを1番に考え、取り組んできました。
でも頑張ってる時って、周りが見えてないことが多いんですよね。しかも、神経質になっていつもピリピリしています。まぁ、何事においても人より頑張らないといけない!と思っていたので余計にピリピリしていたのかもしれませんが…
本当は字を書くことが好きで、作品にすることが楽しくて書道を続けているのに…
賞や経歴にとらわれて大切なことが見えていませんでした。
頑張ることは良いことですが、頑張りすぎると自分自信にも周りにも悪影響が及ぶ可能性があります。
頑張っても頑張っても結果が出ない時は、頑張るのをやめてみる。
勇気がいるかもしれませんが、今まで見えてなかったこと、気付かなかった事に気付けるかもしれません。
書道だけじゃなくて 、仕事や恋愛にも置きかえることが出来ると思います。
頑張ってたら疲れますしね。
疲れてきた時は是非お試しを〜☺︎
ご訪問いただきありがとうございました(^^)